本殿・大悲閣拝殿・唐門(国指定重要文化財)
観世音菩薩の慈眼視衆生の大慈悲心の御誓願により大悲閣といいます。本殿岩窟前の一大岩壁に寄りて建てられ四棟舞台造り、四方欄間浮彫りで、鹿、鳳凰、鶴、松、竹、梅、橘、紅葉等花鳥を配す。唐門は本殿前の岩窟入口に建てられています。本殿は岩窟内に構築され、中に厨子あり、ともに支那及び南洋材をもってつくられています。内に那谷寺御本尊千手観世音菩薩を安置してあります。