境内に足を踏み入れると、「奇岩遊仙境」の美しい姿に圧倒され、四季の草花が色彩やかに咲き誇る「庭園」に時を忘れ佇むことでしょう。
松尾芭蕉が奥の細道で詠んだ句「石山の 石より白し 秋の風」が句碑として現存し、近年復元造園された『瑠美園』は深山幽谷の感があります。
これらのことは、五木寛之も「百寺巡礼」で紹介しています。
また、秋には紅葉が色彩やかに庭園一杯に広がり、紅葉の名所として多くの人が訪れ、もみじ狩りなどを楽しみます。
那谷寺は歴史ある寺院としてのみではなく、多くの人が訪れる観光の名所としても親しまれています。
21世紀の地球を自然環境破壊から守る、自然にやさしく心に優しい森の宗教を目指す通り、訪れた人の心を癒し、自然と共に生きる喜びを気付かせてくれる、そんな場所です。
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