ラオス新図書館設立
ラオスでの新図書館。
長い夏休みが終わり、9月から新学期、新年度が始まりました。
この学校は、ビエンチャンから田舎方面へ車で3時間程度の小さな農村の小学校です。
全校生徒は現在58人。先生は校長を含め3人なので複式学級です。5歳~12歳までの子ども達が通い、中学校、高校にはいかず家の農業に従事していく子が多いです。父母がいない子が6人。祖父母が養育しています。学校の期間は9月から翌年5月で、学校は14時~15時には終わります。親は田畑に出ていますので、放課後子どもたちは何もすることが無い、という状況でした。
この小学校の一室を借りて図書館を併設し、月水金の放課後に日本でいう放課後児童クラブのようなものを開催することにしました。
絵本を読んだり読み聞かせをしたり、絵をかいたり、工作をしたり、ということから始めています。
スタッフは2名。この町在住の女性で大学まで出たのに就職がなく、家業の農業を手伝っていた方です。
ここの子どもたちはスマートフォンを持っていないので、絵本図書館活動が楽しくてたまらないそうです。
まだ小さな子中心の活動なので、毎日30名程度の参加ですが、今後は上級生向きの活動も行っていきます。
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