那谷寺管主直筆「新年特別御朱印」がもつ意味をお伝えします
新年特別御朱印に書かれている和歌
「永き世の遠の眠りのみな目覚め 波乗り舟の音のよきかな」
この歌は室町時代に作られたものと言われています。
前から読んでも後ろから読んでも同じ読み方ができる「回文」で、縁起のよい言葉をつなぎ、皆様が未来に向かって船出し、幸多からんことを願った歌とされています。
七福神が乗った宝船の絵に、この歌が書かれたものを枕の下に置き、この歌を三度読んで眠ると吉夢を見られると言われています。
江戸時代に加賀藩の寺社でも縁起物として授与していたそうで、今回、那谷寺管主が願いを込めて揮毫(きごう)いたしました。
一夜枕元におき、のちに朱印帳にお貼りください。
合掌
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